時間:10:00~18:00
(最終日は16:00まで)
「新茶や新米、ボジョレーヌーボーみたいな【新和紙】ってないの?」
「初めて個展を開催する記念にもなるし、今年生産された和紙があるといいな」
「新しく家族になった証の結婚記念証を残したい」「子どもの手形足形アートを作りたい」
デジタル社会の現代でも、やはり人生の節目やイベントに「紙」は欠かせないアイテムです。
最近は卒業証書の紙を自分たちで手作りする、という学校もあるように、思い入れのある紙は、私たちの生活を豊かに彩ってくれるのです。
一方で、「和紙を買いに来たけど、種類が多すぎてどう選んでいいのかわからない」。
私自身がそう感じました。生活のいろいろなシーンで様々な和紙に接していても、自分で選んだ和紙を使っている人は少ないのではないでしょうか。
日本で古くから作られていた和紙は、毎年原材料を収穫し、農閑期である冬の寒い時期に手漉きで生産されていたものです。今回はこの
「毎年原材料を収穫し、農閑期である冬の寒い時期に手漉きで生産されていたもの」という部分に着目し、国産の原材料の収穫時期、加工時期を限定し、和紙の中でも最高品質とされる冬に漉く「寒漉き」で仕上げたばかりの「できたて新和紙」を一同に集め「初釜・寒漉き・できたて新和紙まつり」を開催します。
初釜・寒漉き・できたて新和紙は、「●●年産の和紙」と生産年、時期、産地、生産者の顔が見える手漉き和紙です。人生の節目に記録を残したい用途としても、イヤープレートのようなコレクターアイテムとしても、作品保持の目安としても、和紙の使い道や楽しみ方が少し広がる可能性を持つ「できたて新和紙」。是非お楽しみください。
和紙は展示と販売を、できたて新和紙を楽しむワークショップも開催します。
出展和紙は、生産までのストーリーを二次元コードかWEB上で公開。材料、産地、生産工程を消費者が自分のものとして共有することを実現します。
あさってたのしく 清水 麻里子
https://www.asattetanosiku.com/ <和紙出展者>
アワガミファクトリー
石州和紙
東京手すき和紙工房
悠久和紙<同時開催展示>
東京大学Orist 創作作品(創作折紙)
<ワークショップ>
【古本と手製本ヨンネ 手製本でつくる和紙ノート】
3月23日(木)15:15~17:15 【定員6名】参加費:5,000円(税込・材料費別途 ※選ぶ和紙によって異なります 参考:4000円程度)
人気手製本作家ヨンネ氏の「和紙ノートブック」づくり+和紙職人の和紙レクチャー。お好きなできたて新和紙で自分だけの完全オーダーメイドノートをつくります。和紙職人(または小津和紙店員)による和紙レクチャー。
【東京大学Orist 完全オリジナル創作折紙ワークショップ】
3月24日(金)15:15~17:15
やさしめ作品クラス【定員5名】参加費:3,000円(税込・材料費別途500円程度)
人気の折紙サークル東京大学Oristのできたて新和紙で創作折紙ワークショップ。Oristメンバーが直にレッスン「やさしめクラス」。完全オリジナル創作折紙、使う和紙は、和紙職人がじかに解説!
難しめ作品クラス【定員5名】参加費:3,000円(税込・材料費別途500円程度)
人気の折紙サークル東京大学Oristのできたて新和紙で創作折紙ワークショップ。Oristメンバーが直にレッスン「難しチャレンジクラス」。完全オリジナル創作折紙、使う和紙は、和紙職人がじかに解説!
【㈱墨運堂 墨のお話&「絵墨」体験ワークショップ】
3月24日(金)15:00~17:00 【定員16名】参加費:無料
和紙と墨は互いに欠かせない記録材です。そこで和紙にゆかりの深い奈良墨製造の老舗墨運堂の代表取締役社長 松井昭光氏による墨のお話と、普段なかなか見ることのできない貴重な原材料などをご紹介いただきます。
日頃、あまり墨には縁がないかも、という方にこそ参加してほしいワークショップです。絵画や書画、イラストを描く際に、微妙で繊細な表現を可能にする「絵墨」の体験も!
【講談師 田辺凌鶴 講談に欠かせない小道具 張り扇を作ろう】
3月25日(土)13:30~14:50 【定員4名】参加費:3,500円(税込・材料費込)
講談に欠かせない小道具、張り扇(はりおうぎ)。何度も叩く、鳴らすという動作にしなやかで丈夫な和紙が使われています。その張り扇は講談師自らのお手製なのだそう。その張り扇を、できたて新和紙を使って作ります。
イベント詳細・お申し込みはこちらから>>>※お問い合わせは上記HPからか、下記連絡先までお願いいたします。
あさってたのしく 清水 麻里子
korima0415@ybb.ne.jp
新型コロナウィルス感染症予防対策とお客様へのお願い
Measures against Covid-19 infections at Ozu Gallery
(来場前にご確認ください)