全体講評:力作が多い。それぞれ気持ちを込めて丹念に楽しく作業している様子が伝わってきた。
魅力的な作品が多く甲乙つけがたかったが、より自由な発想の作品を入賞作に選んだ。
全体講評:神経の通った気持ちの入っている作品が多い。それぞれが自分の実感にあった表現をしていて魅力を感じた。
様々な素材を使いながら、自分なりの表現を探していると感じた。
「夜の空」 A.K 様 11才 (写真 左)
調子がとてもきれいな作品。自由でバランスよく美しい。ぴたっこシートでやわらかいトーンを表現していて、ぴたっこシートを生かしている。
「1つの宇宙空間」 A.K 様 10才 (写真 右)
“1つの”とつけたタイトルがよい。大きな空間にある惑星をハガキの中に構図よく配置している。また、色覚がよい。
「ヘラクレスとギラファのバトル」 H.K 様 8才 (写真 左)
とても元気のある作品。画面から自由な意欲さを感じる。バトルの様子がとても伝わってきてよい。
「うみのヤドカリ」 M.M 様 7才 (写真 右)
ヤドカリとカニの大きさいの違いに自由な解釈を感じる。自由な発想で作られていてとてもいきいきした作品。ヤドカリの斜線の入れ方が面白い。
「宿泊学習の思い出」 T.S 様 10才
実感の伝わる作品。火・炎の表現は難しいが、焚火の表現がよくできている。楽しい思い出が伝わってくるところがよい。
「ゆうひ」 S.A 様 8才
太陽だけでなく、空と海も色紙を丸く切って表現しているところに目を奪われた。
「江戸の華」 K.S 様 8才 (写真 左)
江戸のにぎやかな雰囲気を感じ、見ていて楽しい気持ちになった。
「花」 H.Y 様 71才 (写真 右)
テキスタイルの様な花のパターンにクローバーの押花が配置されている。ぴたっこという素材を活かそうという作者の意図が見える。
「元気出しなよ うさぎさん」 S.A 様 7才 (写真 左)
タイトル通りのうさぎさんを思う気持ちが伝わってくる、やさしい気持ちの作品。
「深川の春」 T.Y 様 34才 (写真 右)
桜の表現に押し花と和紙の両方を使っているところが目を惹いた。
「海の中」 S.F 様 79才
色合いがとてもきれいで、画面から躍動感が伝わってくる。
「よるのうさぎ」 S.K 様 10才 (写真 左)
紙の重ね具合が大変上手に出来ている。体の上の白と手の白がとても綺麗に表現されている。
「夜の昼寝」 Y.G 様 12才 (写真 右)
色和紙の重ね具合がとても美しく、見るものにとって思わず引き込まれるような作品。
「フラミンゴの舞い」 M.N 様 39才
背景、水面、羽の美しさが一際目に留まった。下地の水色も全体の絵を引き締めている。
「かめのさくらちゃんとくうちゃん」 O.R 様 6才 (写真 右)
かめさんたちへの愛情が伝わってくる。全体の構図も和紙の使い方もとても上手。
「春のさくら」 E.R 様 8才 (写真 左)
和紙をちぎって、風に舞う桜の花びらを上手に表現している。うつろいゆく季節の寂しさも感じられた。
「夜景」 M.R 様 10才 (写真 右)
夜の深い闇が色を重ねて上手に表現されている。月と黒と家の明かりが暖かさを感じさせる。
「水族館でみたマンボウ」 T.O 様 9才 (写真 左)
水族館で初めてマンボウを見た時の感動が伝わってくる。和紙の使い方、色使いもとても上手。