全体講評:毎年レベルアップしていて選ぶことが難しい。魅力的な作品が多い。
全体講評:タイトルから作者の心が見えてくる。タイトルが魅力的な作品が多かった。
「クワガタVSクワガタ」 K.S 様 8才 (写真 左)
多くの要素を1つの画面に入れているが、
それぞれの要素の画面の位置取りがよい。
いい組み立ての画面で、形と色が強く、
いきいきしていて元気をもらえる作品。
「ツバメの子」 S.C 様 45才 (写真 右)
親鳥をひっくり返している形、
ひな鳥のえさを欲しがっている形がよい。
リズミカルでモダンで発想が面白い。
ひな鳥の口のピンクのありさまなど作品がいきいきしている。
「ほたるの夜空」 F.S 様 8才 (写真 左)
夜空の表現の仕方がモダンで現代的。
情景的に魅力のある作品で、独自の物語性を感じる。
8才の素直な世界感の作品。
「サメ」 O.A 様 6才 (写真 右)
シンプルだが構図の面積が美しい。
サメの説明にこだわらず、造形的感覚を持って作っている。
大人が作ったと言ってもよいほど洗練されたデザイン性がある作品。
「キッチンで」 S.F 様 78才 (写真 左)
形態がおぼろで色々な形のものがあるが、
1つの世界にまとまっている。
画面が整っていて魅力がいっぱい。
また1つ1つに心配りがあり、絵心のある作品。
「サバンナのリカオン」 Y.H 様 51才 (写真 右)
マーブリングという偶然性もある技法をうまく使っていて、
テクニックを感じる。
リカオンがサバンナを走っている姿が浮かぶような
良い形をしている。
「あぶない!!ワインで魚が!」 M.S 様 10才 (写真 右)
環境問題がクローズアップされる中、
プラスチックの廃棄よる海洋汚染が進み、
魚への影響があることをこの作品から感じた。
脱プラの観点から、
環境にやさしい和紙を扱う当社の方向性にマッチした作品。
異常気象の影響により、
各地で大雨による自然災害が多く発生し苦労されている。
しかし、雨は生活するうえで大切で、
この作品からは適度な雨を喜んでいる様子が感じられた。
「線香花火」 I.H 様 11才 (写真 右)
薄い典具帖を何枚も重ね、夜を表現している色合いが美しい。
また、線香花火もカラフルで目を奪われた。
「チョウと遊ぶ」 M.M 様 72才 (写真 左)
押花の形そのものを生かしたり、切ったりして表現している
ドレスが素敵。また、チョウと遊ぶたのしさが伝わってくる作品。
「きんめだいのおやこ」 A.R 様 9才 (写真 左)
和紙をちぎって重ねて表現している海の青と、
きんめだいの明るい色合いのコントラストが美しい。
「Rose」 N.T 様 50才 (写真 右)
ほかにはない表現の大輪のバラが目を引いた。
細部まで細かく作られていて、工夫を感じる。