第3回 審査風景
審査風景と関出先生の講評をご紹介いたします。
全体講評:押し花、ちぎり絵以外にも材料にこだわった作品もあり、多様な作品が応募されとても興味深い。 来年もどのような作品が応募されるか楽しみだ。
「雨の日の池」 N.M 様 (写真 右)
おおらかで全体の構図がよい。特に押し花と和紙の配置がよい。また、紙のちぎり方から楽しんで作っていることが伝わる。
「まりと森」 M.S 様 (写真 左)
構図の組み立て方に自分の世界観を感じる。手かずをかけていることで作品に深みをあたえている。また線の入れ方・縁取りが魅力的。
「金魚すくい」 K.Y 様
発想と表現の仕方(金魚すくいの網)がよい。落水紙のかけ方と余白の残し方が涼しげ。
「にじの上で遊ぼう」 M.F 様 (写真 右)
子供らしいたのしい世界を表現していて、自由な空気を感じる。空の水色の空気感、動物の目つきの違いや体の切りこみ方がよい。また、紙のちぎり方から楽しんで作っていることが伝わる。
「朧月」 K.K 様 (写真 左)
技法と表現が明快で、材料が工夫されている。ちいさい粒をまいたテクスチャーがおもしろい。