第1回 審査風景
審査風景と関出先生の講評をご紹介いたします。
全体講評:多彩な作品があり、おもしろかった。一生懸命楽しんで取り組んだ感じが伝わる作品が多かった。興味を持って取り組んでいる事がとても伝わってきた。“自分にもできる”という身近な素材なので、恐れないで取り組めたのだろう。ぴたっこはがきは日常的に使えるものなので、このコンクールがそのきっかけになればいいと思う。今回限りでなく、また開催してほしいと思う。
「うつろう美」H様
スケール感がとてもよい。構図・構成・配置が魅力的で、押し花をメインにしているがそれだけでなく、エネルギーを感じる作品。
「涼風」T様
葉の活用の仕方がかわいらしく、空間の残し方がよい。「ぴたっこ」の特徴を活かした作品。
「花火」S様
抽象性の魅力を感じる作品。黒い典具帖紙の重なり方や面積がよい。
「ブーゲンビリア」H様
はがきからはみ出しそうなくらいで、スケール感を感じる。赤い花びらと緑の葉のリズム感がよい。
「すいか」I様
とても楽しんで作品を作っている感じが伝わる作品。皮の緑や種の雰囲気が和紙らしく、また自然体でよい。
「母の日のプレゼント」S様
花びらを一つ一つ一生懸命に置いた感じが伝わる作品。文字からが熱情が感じられる。
「なつ」I様
水色の和紙とこまかい紙をちらしたバランス、文字を全面に大きく書いた点がよい。