協力:小津和紙 / 相原木材(株)/ 東北芸術工科大学
時間:10:00~18:00
(初日は13:00から/最終日は16:00まで)
2015年に発足した東北芸術工科大学チュートリアル「みちのく現場考」。発足以来の4年間の研究成果を一堂に発表します。本展では写生、日本画作品、協働制作作品、協働プロジェクト制作風景、材料研究風景を紹介し、本チュートリアルの取り組みを通じ、山形や東北の魅力を発信すると同時に地域との関わりを広く伝えます。
-写生を軸に、「みちのく」を考える-
蔵王山、出羽三山を始め、山々に囲まれた山形、そして東北の地はとても魅力ある地域です。みちのく現場考は、その地で育まれた息吹と精神に直に触れつつ、地に足をつけた写生を活動の軸としています。移ろう四季の自然に囲まれ、地域や風土、そして時季とコミットしながら「写生」をします。また、絵画材料の研究を行いながら、協働で作品を制作します。
絵画(ファインアート)の地平から写生(フィールドワーク)という方法で現場(フィールド)と交感し、東北を考察する。それがチュートリアル※「みちのく現場考」です。
「みちのく現場考」主宰
美術科日本画コース 講師
金子 朋樹
※チュートリアル…教員主体でテーマを決め、学科やコースを超えた学生が集まり、教員と学生とが一緒になって活動や研究に取り組む、東北芸術工科大学ならではの課外活動。